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在宅医療薬剤師に転職ってどうなの?メリット・デメリットを解説。

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クロネコ薬剤師

クロネコは在宅医療専門薬剤師として個人約40件、施設2件の担当経験があります。個人的には薬剤師としてのやりがいを一番感じやすかったです。

「在宅医療薬剤師に興味があるけど、働くイメージができない」

そんな方に向けて、在宅医療薬剤師の仕事内容やメリット・デメリット、やりがいについてご紹介します。

メリット
デメリット
  • やりがいを感じやすい
  • チーム医療に参加できる
  • 無菌調剤や医療用機器のスキルが身に付く
  • フレキシブルに働くことができる
  • 訪問が大変
  • 書類の作成が多い
  • 他職種との連携が大変
  • 24時間365日体制が求められる
  • 患者様と二人だけになる

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目次

在宅医療薬剤師とは?役割や仕事内容についてご紹介。

高齢化や疾患が原因で、病院や薬局に通うことができない方も多くいらっしゃいます。そういった方が自宅や施設で適切な医療を受けるための仕組みが「在宅医療」です。

在宅医療では様々な医療関係者がチームとして患者様の健康や生活をサポートします。具体的には、医師・薬剤師・看護師・ケアマネージャー・介護士・理学療法士、などなど。薬剤師には患者様にお薬を届けることはもちろん、適切な薬物治療ができるよう全面的なサポートが求められます。

それでは具体的な仕事内容を見ていきましょう。

患者様に薬局が提供するサービスの説明をする。(初回のみ)

医師から新規の訪問指示を受けたら、患者様の自宅や施設にお伺いし、薬局が提供するサービスの内容や費用などを説明します。さらに保険の種類によっては契約書の取り交わしが必要です。

薬学的指導計画書の作成(患者様ごとに毎月作成)

訪問が決まったらクリニックやケアマネージャーから届いた患者情報を元に計画書を作成します。具体的な内容は、訪問時の確認事項、実施すべき指導内容、訪問予定日など。

必要に応じて他の医療関係者と情報共有を行ったり、カンファレンス(会議)に参加するケースもあります。

往診同行(必ずではない)

医師が患者様宅や施設に往診する際、薬剤師も同行する場合があります。往診に立ち会うことで一包化や粉砕が可能な医薬品を提案できたりと、アドヒアランスの向上にも貢献できます。

クロネコ薬剤師

施設の往診同行は半日がかりなんてことも珍しくありません。

調剤業務

処方せんが発行されたら調剤業務を行います。在宅医療は一包化や粉砕の患者様が多く、外来調剤よりも時間がかかります。飲み忘れを防ぐために色線を引いたり糊付けでまとめるなどの工夫も必要です。

また、無菌調剤や在宅医療用機器(注射シリンジや経管チューブなど)の準備が必要だったりと、在宅医療ならではの調剤業務も少なくありません。

クロネコ薬剤師

私の勤務先では訪問と調剤で薬剤師の役割分担がされていました。

患者様宅や施設に薬を届ける

薬の準備ができたら患者様や施設と連絡をとり、都合のいい時間に訪問します。

患者様宅では服薬指導の他に、服薬管理を行います。残薬確認、服用薬のカレンダーセット、置き場所を考えたりと、正しく服用できるようにあらゆるサポートを行います。

適切に服用されていなかった場合、処方薬の管理方法や服用するタイミング、剤型などに問題がないか検討します。

訪問薬剤管理指導記録簿(薬歴)の作成

訪問後は訪問薬剤管理指導記録簿を作成します。外来で言うところの薬歴ですね。ただし、残薬数や生活環境など記載することが多く、通常の薬歴よりも内容は濃くなることがほとんどです。

報告書の作成と提出

記録簿をもとに報告書を作成し、医師とケアマネージャーに送付します。FAXで送付することが多いでしょう。ソフトによっては薬歴を自動で報告書に変換してくれるものもあります。

内容としては、患者様の経過、指導内容、残薬数、飲み忘れの有無、必要に応じて追加処方や一包化、粉砕指示などの提案も行います。チーム内でケア内容に行き違いが起きないよう、十分な情報提供が必要です。

クロネコ薬剤師

調剤→訪問→薬歴→報告書が毎日の基本的な業務になります。

在宅医療薬剤師として働くメリット。

それでは、在宅医療薬剤師として働くことにどんなメリットがあるのか、私の経験も含めてご紹介します。

やりがいを感じやすい

在宅医療では患者様の薬物治療を全面的にサポートします。薬のお届けや服薬指導はもちろん、残薬管理や飲み忘れ防止のための工夫など、実際の生活環境を見ているからこそできることも多くあります。

患者様の治療に貢献できていると実感することが多く、店舗業務以上にやりがいを感じやすい環境だと言えるでしょう。

クロネコ薬剤師

外来よりも圧倒的に感謝されることが多いですよ。

チーム医療に参加できる

在宅医療では様々な医療関係者と連携を取りながら患者様のサポートを行います。薬剤師として医師やケアマネージャーなどに提案する機会も多く、チームの一員としての活躍が期待されます。店舗業務では難しいチーム医療への参加は大きな経験になるでしょう。

無菌調剤や医療用機器のスキルが身に付く

在宅医療では無菌調剤や医療用機器に対応することも珍しくありません。注射薬の混合操作や点滴ルートなど、外来業務では経験できない技術や知識が身に付くため、薬剤師としてのスキルアップが期待できます。

クロネコ薬剤師

無菌調剤には専用の設備が必要なので、対応している店舗は限られます。

フレキシブルに働くことができる

在宅医療は訪問する薬剤師が自分でスケジュールを立てることがほとんどです。直行直帰が認められることも多く、店舗業務とは違いフレキシブルに働くことができます。ただし、スケジュールの管理能力は必須です。

在宅医療薬剤師として働くデメリット。

引き続きデメリットについても見ていきましょう。

訪問が大変

在宅医療では患者様宅や施設への訪問が欠かせません。移動手段は自転車、公共交通機関、社用車など様々です。訪問先が狭い路地に面していたり、駅やバス停が近くにない場合も多く、苦労することも多いでしょう。また、どんなに悪天候でも必要な薬は届けなくてはなりません。

クロネコ薬剤師

在宅専門薬剤師には専用の社用車が貸し出されるケースも多いです。私は駐車スペースを探すのに毎回苦労しました。

書類の作成が多い

在宅医療では書類作成がつきものです。訪問や調剤業務に支障がでないよう効率的に作成する必要があります。

具体的には、
  • 契約書、同意書
  • 薬学的指導計画書
  • 訪問薬剤管理指導記録簿
  • 報告書
クロネコ薬剤師

私は支給されたiPadで作成していました。

他職種との連携が大変

患者様の治療をスムーズに行うため、他の医療関係者との情報共有が欠かせません。そのため、伝達力や理解力、コミュニケーション力は必須となります。医師やケアマネージャー、介護士に飲み忘れを防ぐための提案をすることも少なくありません。

店舗業務での疑義紹介はそれきりのことがほとんどですが、在宅医療では同じ医療関係者と協力を続けていくことになります。患者様の治療に支障が出ないよう、良好な関係を維持する必要があります。

クロネコ薬剤師

物おじせずに意見するのってなかなか大変です。

24時間365日体制が求められる

在宅医療では24時間365日の対応が求められます。休日の対応は在宅医療薬剤師で当番制になることが多いでしょう。

しかし、当番以外の日でも電話対応は欠かせません。患者様や医療機関からの問い合わせに対応し、当番薬剤師に引き継ぎをする必要があります。完全な休日がない点は大きなデメリットと言えるでしょう。

クロネコ薬剤師

私も経験しましたが、緊急で休日出勤が必要になる場合もあります。

患者様と二人だけになる

在宅医療では患者様と二人きりになることも少なくありません。特に患者様が男性の場合、女性薬剤師は抵抗を感じる方も多いでしょう。訪問する薬剤師に対してどのような安全対策を講じているか、入社を決める前に転職エージェントに確認してもらいましょう。

在宅医療薬剤師のやりがいとは?

在宅医療薬剤師のやりがいとは、ズバリ「患者様に必要とされる」ことです。

薬剤師は患者様宅で治療の全面的なサポートを行います。薬に関することはもちろんですが、その他のお悩みを相談されることも少なくありません。外来とは違い、患者様の治療をそばで支えているからこそ、信頼関係が築けるのでしょう。

「何かあったらまず薬剤師さんに相談したい」
「先生には話せなかったけど、薬剤師さんだったら話せる」
そんなことをおっしゃってくれる患者様もたくさんいらっしゃいます。

「患者様に必要とされる」、薬剤師としてこれ以上のやりがいはありません。

クロネコ薬剤師

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クロネコ薬剤師

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クロネコ薬剤師

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