薬局薬剤師1年目で転職ってどうなの?転職を決める前に知っておくべきこと。
人間関係はうまくいかないし仕事はきついしでもう辞めたいんだけど、一年目から転職するのってどうなの?
1年目の転職は避けるのが無難です。しかし、自分を守るために転職した方がいいケースもあります。
1年目の薬局薬剤師の中には「転職するべきか」悩んでいる方もいるでしょう。今回は、一年目に転職するメリット・デメリットや転職した方がいいケースについて解説します。
私が1年目に感じていた不満や転職しなかった理由についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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薬局薬剤師1年目に感じていた不満。
まずは私が1年目に感じていた不満をご紹介します。勤めていた会社は20店舗ほどの中規模薬局で、私は大学病院の門前薬局に配属されていました。1日の処方箋枚数は150〜300枚ほど。内容も重いものが多かったため、社内では忙しいことで有名な店舗でした。
飲み会や会社行事に対して
私が勤めていた店舗では飲み会が頻繁に開催されていました。独身男性は参加を断れない雰囲気が常にあったため、半ば強制参加です。さらに会費の支払いも必須。何度か朝までカラオケに付き合わされたこともありました。
また、社長などの上層部も参加する忘年会の幹事は新人が担当。新年会では新人の出し物が恒例行事でした。
仕事でいっぱいいっぱいの新人になぜ負担をかけるのか疑問でしたね。行事は上司や上層部のために開かれている気がしていました。
上司(管理薬剤師)に対して
配属店舗の管理薬剤師は好き嫌いがハッキリしている方で、特に女性には甘く、気に入らない男性には厳しい傾向がありました。私は厳しくされていた側だったので、毎日ストレスに感じていたのを覚えています。
昇給や賞与に関する評価でもかなり低く評価されてしまい、モチベーションを維持するのが難しかったです。
最終的には上層部から管理薬剤師に指導が入り、私の評価も会社が訂正してくれました。
残業の多さに対して
1年目の残業時間は毎月20〜50時間。帰宅後も処方解析の課題に取り組む必要があったため、すぐに休むことはできませんでした。まだ業務や生活リズムに慣れていなかったこともあり、体力的にも精神的にも辛かったです。
業務内容を復習する余裕なんてありませんでした。新人のうちはもう少し配慮して欲しかったところ。
薬局薬剤師1年目に転職しなかった理由とは?
私が1年目に感じていた不満は上述の通りです。ではなぜ転職しなかったかというと、「転職を繰り返すハメになりそうだったから」です。
転職すれば不満は解消するかもしれません。しかし、新しい会社で別の不満が出ないとも限りません。不満が出るたびに転職していてはキリがありませんし、転職回数が多くなるほど次の採用が難しくなるのも懸念点でした。
そのため、転職せずにもう少し我慢してみることに。幸い同期や先輩には恵まれていたため、愚痴を聞いてもらいながら1年目を乗り切ることができました。
結局3年半ほど勤めた頃に転職を決意。色々な会社を見てみたかったので、派遣薬剤師に転職しました。
薬局薬剤師1年目に転職するメリット・デメリットを解説。
薬局薬剤師が1年目に転職するメリット、デメリットについてそれぞれみていきましょう。
1年目に転職するメリット
1年目に限った話ではありませんが、転職する最大のメリットは「現状の不満を一挙に解決できること」でしょう。人間関係のトラブルや残業の多さなど、職場環境を一新することであらゆる不満やストレスを解消できます。
また、転職は就職活動に比べて会社選びで失敗しにくい特徴があります。就職活動では会社説明会などを通して情報収集をしていたと思いますが、転職時には転職サイトのエージェントから客観的な会社情報を得られるためです。
転職サイトを上手に活用すれば、より自分に合った職場で働くことができます。
1年目に転職するデメリット
中途採用では即戦力かつ長期的な活躍が期待できる人材が求められます。経験やスキルが浅い1年目薬剤師の需要は少ないため、企業側が納得できるほどの十分な転職理由がない場合は苦労するかもしれません。
また、1年目に転職した事実は経歴として一生残ることになります。履歴書にも毎回記載する必要があるため、転職するたびに言及されることは覚悟しておきましょう。
薬局薬剤師1年目でも転職した方がいいケース。
1年目の転職は避けるのが無難ですが、下記に該当する場合は転職した方がいいでしょう。転職理由としても理解を得られやすいため、転職するデメリットは少ないと言えます。
- 健康を維持するのが困難
- 引っ越しや育児など、家庭の都合上勤務が難しい
- 企業側に問題がある(ブラック企業)
- セクハラやパワハラがある。
- サービス残業があったり全店舗で慢性的に残業が多い。
- 休憩時間、有給休暇、育休・産休がまともに取れない。
- 調剤過誤が頻発している。過誤対策がなされていない。
- 調剤報酬の不正請求など法令違反をしている。
このような薬局で無理して働き続ける必要はありません。心身に不調が出たり、薬剤師として責任を問われてしまってからでは遅いのです。自分を守るためにも早めに転職を検討しましょう。
1年目で辞めるならまず転職先を見つけるべし。
1年目で辞める場合は必ず転職先を見つけてからにしましょう。薬局薬剤師が転職先に困ることは稀ですが、1年目では話が違ってきます。
転職先が見つからなかった場合は「無職」です。無職になれば転職がさらに不利になる上に、国民年金・国民健康保険への切り替えが必要だったりと、何かと手間もかかります。
1年目で転職する場合は早めに転職活動を開始し、転職先が見つかってから退職するべきです。
薬局薬剤師1年目にもおすすめの転職サイト。
転職サイトごとの求人数を見てみましょう。
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【ヤクジョブ】 | 約40000件 |
薬剤師専門の転職サービス【ファーマキャリア】 | 約30100件 |
マイナビ薬剤師 | 約27600件 |
【ファル・メイト】 | 約10500件 |
【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】 | 約8300件 |
アポプラス薬剤師 | 約1400件 |
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